「懐かしいなぁ~」と思う人
「こんなのマダマダ。本当のバブルはもっとすごい」と思う人
「これが噂のバブルなのか」と思う人
「なんじゃこりゃ??」と思う人。
この映画を見てそれぞれの感想があると思うけど、
私は「これが噂のバブルなのか」です。
バブルの存在はなんとなく知ってるけど、天界の出来事というか、
この恩恵にあやかってはいないんですよねぇ。
いや、両親を通してはあやかってるかもしれないけれど(笑)
自殺した!!と思っていた母親は実は生きていた。
母は偶然発明したタイムマシンに乗って、17年前に行っていたのだ。
なんのために?
今の、借金だらけの不況な日本を変えるために。
バブルが大きく弾けた根源となった人物に未来の日本の様子を伝え、考えを改めてもらうために。
しかし、母はある時から連絡が途絶えた。
母が実は死んでいないと聞かされ、タイムトリップした上、過去で行方不明になったと主人公に告げた人物は、
主人公に母親を探しに行くよう頼む。
でもね、過去に行くわけですよ?
しかも、タイムマシンはドラム式洗濯機。
そんな怖いこと、したくないでしょう?
もちろん最初は断りましたよ。
でも主人公は過去に向かうのです。
失踪した彼氏の借金を背負った主人公。
「未来が変われば、借金もなくなるぞ」という言葉と、
母親が大切に作っていたアルバムを見た瞬間から。
全体的にコメディ色が強いです。
テンポも良いし、あっという間に時間が過ぎていきました。
バブルをよく知ってる人なら、当時の単語や小物が懐かしく思えてより楽しめるんじゃないかなぁ。
あの太い眉とピンクの口紅はなんなんでしょ。
原色ギラギラ。
吹石一恵ちゃん、とってもよく似合ってましたが♪
私はひたすら、凄い世界だ・・・としか思えませんでしたが(笑)
しかも、映像化されてることなんて、ほ~んの一部なんだろうしね!!
もっと豪快にお金が動いていたはずだ。
私が今も昔も同じだな~と思うのは、男性が女性を捕まえるのに必死なところかな。
あのバイタリティはなんなのかしら??
そうそう。
この映画には家族愛もありますよ~。
わかりやすい家族愛ですが、ラストシーンは笑えます。
そういえば、日本ではタイムマシーンを扱う時。
お約束のように
「未来を変えてはいけない」
もしくは
「未来は大きくかわらない」
ってのがあると思うんだけど、この映画ではそんなのムシです。
ムシ。
つっこむところはあるけど、深~く考えてはいけません。
か・ん・が・え・な・い。
最近は考えさせられる映画が多いけど、
たまにはこんな風に気楽に楽しく観る事のできる映画もいいですね♪
映画「バブルへGO! タイムマシンはドラム式」