電車に乗っていたいたら、
息を切らした、かわいらしいおばあさんが隣に座った。
「もうすぐ出発するので急いでください」
というアナウンスを聞いて、階段を必死に駆け上がってきたらしい。
乗り換えの時間も短いし、
アナウンスの声に気がせかされて、
階段を懸命に上ったそうな。
で、なんで私がそんな事を知っているかというと、
そのおばあさんが話してくれたから。
こういう他愛もない話を語りかけてくるおばあさんには、
時々遭遇するのですが、
その時にいつも思うことは、
「人に話しかけるってすごいなぁ」です。
私なんて、用事のあるときにしか話しかけないですもん。
道を尋ねるとかね。
私もおばあさんになったら、
あんな風に見知らぬ人に自然と語りかけるようになるのかなぁ。
無理だろうなぁ。
でも、そうなってたらいいなぁ。